「インサイトはチェックしているけど、そもそもどの数字を見ればいいのかよくわからない。」 「その数字を見て何を変えればいいのかわからない」——そんな方も多いんじゃないでしょうか。
数字を眺めるだけで終わってしまうと、インサイトを見る意味自体が薄れてしまいます。今回は、インサイトの中でも特に見るべき3つの指標と、それぞれのポイント・改善につなげる視点を整理します。
コメント数から「刺さる台本・テロップ」が書けているか判断する
コメント数は、投稿がどれだけ見た人の心を動かせたかを表す指標です。目安として、リーチしたアカウント数の1〜2%を超えるコメントが付いていれば、かなり優秀な投稿と言えます。 ※ただしこれは投稿ジャンルによります。
コメントが多いリール動画に共通しているのは、キャプションではなく、アフレコの台本や画面に表示するテロップの文字情報で、見た人が「欲しい情報」または「そのモノ自体を欲しくなる」ような言葉を選べている、という点です。
- アフレコ台本やテロップで「知りたかった答え」をピンポイントで提示できているか
- 「これ欲しい」「気になる」と感情が動く一言を台本の中に差し込めているか
- コメントを誘発する問いかけをテロップやセリフに入れられているか
コメント数を見るときは、単純な数の多さより「リーチ数に対する割合」で評価することが大切です。
保存数から「投稿の価値」を判断する
保存数が多い投稿は、それだけで「内容が良い投稿」と判断できます。保存されるということは、それだけ需要が高い情報である証拠であり、結果としてその投稿やアカウントへの滞在時間も長くなります。
滞在時間が長くなる投稿は、SNS上でより多くの人におすすめされやすくなる傾向があるため、保存数は重視すべき重要な指標です。
- ノウハウ・チェックリスト・比較情報など、後から見返したくなる投稿の保存率を確認する
- 保存が多い投稿の共通点(テーマ・フォーマット・情報量)を洗い出す
- 保存が少ない投稿は、共感訴求だけで終わっていないか見直す
保存数が伸びている投稿の型を見つけられれば、次の投稿ネタにも困りにくくなります。
離脱率から「最後まで見てもらえているか」を判断する
離脱率、つまりどれだけ離脱されずに長く見てもらえているかも非常に重要な指標です。特に動画コンテンツでは、冒頭の数秒で離脱されてしまうと、それだけで投稿の評価が下がり、より多くの人に見てもらうことが難しくなります。
- 冒頭1〜3秒で「誰の、何の話か」が伝わっているか確認する
- 視聴維持率が大きく落ちるポイントを特定し、そのシーンの構成を見直す
- テンポの悪い間や、本題に入るまでの前置きが長くなっていないか確認する
離脱率は結果であり原因ではありません。数字が悪いポイントを特定したら、そのシーン自体の構成を疑うことが改善の近道です。
まとめ:3つの指標で改善の優先順位が見える
- コメント数が伸びない → アフレコ台本・テロップの文字情報で「欲しい情報・欲しくなる気持ち」を提示できているか見直す
- 保存数が伸びない → 投稿の情報価値・後から見返す理由を見直す
- 離脱率が高い → 冒頭数秒の構成とテンポを見直す
すべての数字を細かく分析しようとする必要はありません。この3つを確認するだけでも、次に手を打つべきポイントが見えてくると思います。
Childhoodでは、インサイトの読み方から改善提案まで、SNS運用をサポートしています。数字を見ているけれど改善につなげられていない、という方は、お気軽にChildhoodへご相談ください。熊本を拠点に、分析・改善提案から運用支援まで対応しています。
