「せっかく新聞に載ったのに、問い合わせがほとんど来なかった」
「取材の依頼をもらったけれど、会社の資料を急いでかき集めることになった」
メディア掲載は、広報の大きな目標のひとつです。ただ、掲載そのものより先に整えておきたいものがあります。それが、記事や番組を見た人が次に訪れる「受け皿」です。
記者は取材の前に、まず検索している
プレスリリースを受け取った記者やディレクターは、すぐに連絡をくれるわけではありません。当然ですが、多くの場合まず会社名で検索します。
- どんな会社なのか
- 信頼できる相手なのか
- 写真や素材はありそうか
- 担当者に連絡がつきそうか
このとき、ホームページが何年も更新されていない。SNSが止まっている。代表者の名前すら見つからない。そうした状態だと、「取材しても大丈夫だろうか」と判断を保留されることがあります。
ネタが良くても、確認の段階で止まってしまう。これはとてももったいないことです。
掲載された「その後」に、人はどこへ行くか
メディア掲載の効果が最も大きいのは、掲載直後の数日間です。
記事や放送で興味を持った人は、ほぼ間違いなく会社名やお店の名前で検索します。そこでたどり着いた先に、
- 記事で紹介された商品やサービスの情報がない
- 問い合わせ先がわかりにくい
- スマホで見ると表示が崩れている
という状態だと、せっかくの関心がそこで途切れてしまいます。
メディア掲載は「入口」をつくってくれますが、「その先」までは用意してくれません。入口から先の道を整えておくのは、自社の役割です。
整えておきたい受け皿は4つ
大がかりな準備は必要ありません。まずは次の4つを見直すところから始めてみてください。
1. ホームページの基本情報
会社概要・事業内容・所在地・連絡先が、最新の状態になっているか。スマホでも読みやすいか。取材で話しそうな取り組みについて、1ページでもいいので説明があると安心感が増します。
2. SNSの「最近」の投稿
更新が止まっているアカウントは、「今も活動しているのか?」という印象を与えます。毎日でなくて構いません。直近1〜2週間の間に何か投稿がある状態を保てると十分です。
3. 素材とプロフィール
代表者の写真、商品や店舗の写真、ロゴデータ、短い会社紹介文。取材時に「これ使ってください」とすぐ渡せる形でまとめておくと、記者側の手間が減り、掲載内容の質も上がります。
4. 問い合わせの窓口
掲載後に連絡をくれた人を、誰がどう受け止めるのか。問い合わせフォームの通知先や、電話を受けたときの対応を社内で共有しておくと、反響を取りこぼしません。
受け皿は「広報の土台」になる
受け皿づくりは、メディア掲載のためだけのものではありません。
ホームページやSNSが整っていれば、プレスリリースの信頼性が上がります。展示会や商談で名刺を渡した相手が検索したときにも、同じように効いてきます。
つまり受け皿は、あらゆる広報活動の土台です。派手な施策の前に、ここを固めておく。それが結果的に、一つひとつの発信の効果を大きくしてくれます。
まとめ:受け皿チェックリスト
メディア掲載を狙う前に、次の項目を確認してみてください。
- 会社名で検索したとき、公式の情報が上位に出てくるか
- ホームページの会社概要・連絡先は最新の状態か
- スマホで見ても読みやすく、問い合わせ先がすぐ見つかるか
- SNSに直近1〜2週間以内の投稿があるか
- 代表者写真・商品写真・ロゴ・会社紹介文をすぐに渡せるか
- 掲載後の問い合わせを誰が受けるか、社内で決まっているか
すべてに丸がついたら、メディア掲載を狙う準備は整っています。
ホームページやSNSの整備を含めた広報の土台づくりでお困りの方は、お気軽にChildhoodへご相談ください。熊本を拠点に、情報発信の受け皿づくりからメディアへのPRまで一緒に取り組んでいます。
