毎日のように投稿しているのに、保存もシェアも思うように増えない。
企画のネタや編集のクオリティを見直しても結果が変わらないとき、実は原因は台本の「構成」にあることが少なくありません。今回は、リールを組み立てるときの考え方と、押さえておきたい構成の型を整理します。
リールは「見てもらう」ためでなく「喜んでもらう」ために作る
まず前提として、リールを作る目的を見直してみてください。
「このアイテム便利そう、使ってみたい」「今日の夜これ作ってみよう」「このダイエット方法、真似してみよう」——視聴者にこうした気持ちになってもらうことが、リールの本来の役割です。
視聴回数を追いかけると、つい情報を詰め込みたくなります。ですが本当に見るべき指標は、視聴者がどんな感情になったかです。喜んでもらえた投稿は自然と保存・シェア・リアクションが増え、その結果としてアルゴリズムに評価され、バズっていきます。
台本は「PREP法」の4ステップで組み立てる
構成を考えるときに使いやすいのが、文章構成の型として知られる「PREP法」です。結論・理由・具体例・結論の順で話を組み立てる方法で、リールにも次のように当てはめられます。
- 見どころ(このリールの見どころ・結論)
- リールにした理由(なぜこの内容を伝えたいのか)
- 解決策の具体例(実際にどうすればいいか)
- 結論(まとめ・行動の後押し)
4つとも大切ですが、特に重要なのは①と②です。ここで視聴者の心をつかめるかどうかで、その先を見てもらえるかが決まります。
①見どころ:中身を見たくなるダイジェストを見せる
見どころの役割は、興味を持たせて本編まで見てもらうことです。
これから話す内容をそのまま順番に説明するのではなく、簡単に言えば「このリールのダイジェスト・良いところまとめ」を最初に見せるイメージです。結果や変化、驚きのポイントを先出しすることで、「続きが気になる」という状態を作れます。
②リールにした理由:「あるある」の共感が鍵になる
次に大切なのが、なぜこの内容を発信しようと思ったのかを伝えるパートです。ここに「あるある」と思ってもらえる共感が入っていると、一気に伸びやすくなります。
共感ポイントを探すときは、過去に投稿したリールのコメント欄を見返してみてください。「それ悩んでました」「まさに私です」といった反応の中に、次のヒントが落ちています。
共感を作るコツは、今の自分ではなく「過去の自分」をペルソナにすることです。すでに解決した後の自分ではなく、まだ悩んでいた頃の自分だったら、どんな言葉に反応していたか。そこを思い出しながら言葉を選ぶと、視聴者に届く「あるある」になります。
まとめ:構成チェックリスト
リールの台本を作るときに確認したいポイントです。
- 視聴者にどんな感情になってほしいか言語化できているか
- 台本を「見どころ→理由→具体例→結論」のPREP法で組み立てられているか
- 見どころで内容のダイジェストを見せられているか
- リールにした理由に「あるある」の共感が入っているか
- 共感のヒントを過去の投稿のコメント欄から拾えているか
- ペルソナを「過去の自分」に置き換えて言葉を選べているか
企画やクオリティを見直す前に、まずはこの構成を意識するだけで、リールの伸び方は変わってきます。
リールの企画・構成・台本作りでお困りの方は、お気軽にChildhoodへご相談ください。熊本を拠点に、動画制作やSNS運用を一貫してサポートしています。
