CHILDHOOD

SNS運用

SNS運用の「KPI」はどう設定するのが正解か

2026年9月28日

SNS運用の「KPI」はどう設定するのが正解か

「とりあえずフォロワー数を目標にしているけど、本当にそれでいいのかな。」 「上司に成果を聞かれても、どの数字を出せばいいのかわからない」——そんな方も多いんじゃないでしょうか。

SNS運用のKPI(途中経過を測る指標)は、正解がひとつに決まっているわけではありません。また、見られる数字が多すぎて、どれをKPIに置けばいいのかわからない、ということもあると思います。

今回は、中小企業のSNS運用で使いやすいKPIの考え方を整理してみようと思います。

フォロワー数だけをKPIにするとズレる

フォロワー数はわかりやすい数字です。ただ、それだけを目標にすると、本来の目的とズレていくことがよくあります。

たとえば、会社がSNSに期待しているのは「問い合わせ」「来店」「採用の応募」といった行動のはずです。フォロワーが増えても、その人たちが見込み客でなければ、問い合わせにはつながりません。

  • フォロワーは増えたのに、問い合わせは増えていない
  • プレゼント企画で一時的に増えたが、その後の反応が薄い
  • 数字を追うあまり、自社らしくない投稿が増えている

こうした状態になっていたら、KPIの置き方が間違っている可能性が高いです。まず「SNSで最終的に何を起こしたいのか」を一言で決めるところから始めましょう。

KPIは「認知→関係→行動」の3段階で置く

SNSを見た人が問い合わせに至るまでには、段階があります。知ってもらう、興味を持ってもらう、行動してもらう。この3段階ごとに、見る数字を分けておくと整理しやすくなります。

  • 認知:リーチ数、新しくフォローしてくれた人の数、リールのスキップ率
  • 関係:保存数、コメント数、プロフィールへのアクセス数、ストーリーズの閲覧数
  • 行動:プロフィールのリンクのタップ数、DMの数、問い合わせ件数

「関係」の段階で見る保存数やコメント数は、投稿そのものの改善にも直結します。それぞれの数字の読み方は、SNSのインサイトを見るだけで改善できる3つのポイントで詳しく紹介しています。

大切なのは、3段階がつながっているかどうかです。リーチは多いのにプロフィールへのアクセスが少ないなら、投稿とアカウントのつながりが弱い。アクセスはあるのにリンクのタップが少ないなら、プロフィールの導線に課題がある。このように、どこで止まっているかが見えるようになります。

今の段階に合わせて「追う数字を1〜2個」に絞る

3段階すべての数字を毎回追いかける必要はありません。アカウントの今の状況に合わせて、重点的に見る数字を1〜2個に絞るのがおすすめです。

  • 立ち上げ期(投稿数が少ない・見られていない):リーチ数とリールのスキップ率
  • 伸びてきた時期(見られているが反応が薄い):保存数などのリアクションとプロフィールへのアクセス数
  • 集客期(反応はあるが行動につながらない):リンクのタップ数と問い合わせ件数

たとえば立ち上げ期に問い合わせ件数だけを目標にすると、成果が出ないまま運用がつらくなりがちです。逆に、ある程度見られているのにリーチだけを追い続けると、ビジネスにつながらない状態が続きます。

目安の数字は業種やアカウントの規模によって大きく変わります。他社の数字と比べるより、「過去の自社アカウント」と比べるほうが、適切な判断がしやすくなります。

数字の見直しは月1回、変えるのは1つずつ

KPIを決めたら、見直すタイミングも決めておきましょう。毎日数字を見ていると、小さな上下に振り回されてしまいます。月に1回、決まった日に振り返るくらいがちょうどいいと思います。

  • 前月と比べて、重点的に見ている数字がどう動いたかを確認する
  • 伸びた投稿・伸びなかった投稿を2〜3本ずつ並べて、違いを言葉にする
  • 次の1か月で変えることを1つだけ決める

一度に複数のことを変えると、何が効いたのかがわからなくなります。「冒頭の見せ方を変える」「台本の構成を変える」など、変えるのは極力1つずつにしておくと、次の振り返りがぐっとやりやすくなります。

まとめ:KPI設定のチェックリスト

  • SNSで最終的に起こしたいこと(問い合わせ・来店・採用など)を一言で決めたか
  • 「認知・関係・行動」のうち、今のアカウントがどの段階にいるか把握しているか
  • 重点的に追う数字を1〜2個に絞れているか
  • 他社ではなく「過去の自社」と比べているか
  • 月に1回、振り返る日を決めているか

KPIは、運用を管理するための数字ではなく、次に何をすればいいかを教えてくれる道しるべです。完璧に設定しようとせず、まずは1つ決めて、動かしながら調整していきましょう。


Childhoodでは、SNSの目標設計から日々の運用・振り返りまで、伴走しながらサポートしています。何を目標にすればいいか迷っている、という段階からでも大丈夫です。熊本を拠点に活動していますので、お気軽にChildhoodへご相談ください。

#SNS KPI#目標設定#SNS運用#効果測定#Instagram

Contact

お気軽にご相談ください

まだ具体的に決まっていなくても大丈夫です。
広報・SNS・映像制作・イベントのことなど、
まずはお気軽にご相談ください。